オプンティア sp. 　(棘少ないタイプ)　(5号) [Opuntia sp.]

乙庭　新定番！

耐寒性があり、砂漠的な雰囲気を
強烈に印象付けてくれる素材として、
近年、先進的な植栽スポットでも
自慢げに植えられているのをよく見かける
あえてイマ新感覚な素材　ウチワサボテン。
その中でも、棘がほとんどなく、
ウチワ状の茎を連ねながら荒野的な
樹形となっていく、たいへん魅惑的な
棘ナシに近いタイプの品種です。

サボテン科の造形は多肉植物とも
その他さまざまなガーデンプランツとも全く異なり、
ひときわ目をひくオーナメンタル素材といえます。
乙庭では、庭に置いて楽しめたり、
多肉植物などと合わせてガーデニング的に楽しめそうな
栽培容易で植栽効果の高いサボテンを
セレクトしてご紹介していきたいと思っています。

ウチワサボテン　オプンティアの仲間の中には
耐寒性の優れるものもあり、
昭和の仙人掌園芸の名残りか、
現在でも旧い民家に大きく育った個体を
見かけることもあります。

そういう意味では、ウチワサボテンは
昭和的なノスタルジーもありつつの、
アガベやユッカなどと合わせた
コンテンポラリーなドライガーデン素材としても
とても生える面白素材といえるでしょう。　^^

ただ、ウチワサボテンの棘は
先端に返しがついていて抜けにくく、
ひょうきんな見た目以上に
アブナく厄介も側面もあったりします。

本種 sp.は、メキシコなどで食用として利用される、
ほぼ棘ナシで面が大きく育つタイプの魅惑品種です。
品種名は不明ですが、棘がなく、青緑の葉色もキレイで
そして大きく育つので植栽素材としては
とても有望な逸品と思います。

仕入れ元のナーサリーに、
本品の親木が屋外に地植えされていましたが、
樹高2m以上あり枝多く勇壮に茂る姿が
とてもカッコよかったですよ。　^^

棘ナシというとやや語弊があり、
たまにポツラポツラと思い出したように
棘が出ることもありますが、
出ても棘の数は少なく、大きな棘なので、
見つけたら切り取ったりすることで、
安全性を確保できます。

サボテンの中では比較的性質も丈夫で
栽培容易な種です。
水はけ水もちのよい用土を用い、
屋外でしたら北風や霜の影響が少ない、
南向きの乾燥ぎみな場所を選んで植えるとよいでしょう。
屋外でしたら特に水やりはしなくても大丈夫です。

庭では、アガベやユッカなどとの相性は抜群ですし、
温度的に保護された場所であれば
アエオニウムやエケベリアなどの多肉植物と
合わせてもおもしろいです。

置き場所は違えど、
カンナやコロカシア、ハイビスカスなどが
同じ視界の中に入る空間構成にすると
不思議トロピカルな夏庭を演出できるでしょう。

普通のガーデンプランツとは全く異なる
彫刻的造形のある植物です。
庭の植物たちと合わせると新しい雰囲気を
もたらしてくれる新感覚でおもしろい素材です。

生産量・流通量ともにとても少ない激レア品種です。


※2023年12月14日　入荷しました。

5号ポット植え、鉢底からの
全高40~50cm程度の個体です。
参考写真は前回入荷品のを撮影したものです。
参考写真は枝が2枚の個体ですが
個体によって上段の枝葉が1枚のものや
まだ枝葉が出始めのものもあります。
温暖期は生育が活発なので
現状小さい枝葉も短期間で育ちます。

※写真3枚目のように
生育に支障ない程度の斑点状の傷がありますが、
品種の特性上防ぎきれないものです。
斑点や傷を理由とする返品はご遠慮ください。
植物本来の風合いとご了承の上、
購入ご検討くださいませ。

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学　名：Opuntia sp.
科名等：サボテン科　耐寒性常緑樹（-7℃程度）
花　期：夏
草　丈：2m程度
お届けの規格：5号ロングポット